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上羽絵惣 日本画絵具専門店が爪をキャンバスに美の世界を広げる「胡粉(ごふん)ネイル」とは?
COLUMN

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レポハピプレス編集部

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※日本画に用いる水干(すいひ)絵具。他に岩絵具、棒絵具などがある ©上羽絵惣

西洋画が多く入るようになった明治時代以降、それと区別する意味で日本古来の絵画を「日本画」と呼ぶようになったが、絵具はそれぞれに異なる。色の元となる顔料などはほぼ同じだが、その顔料を布や紙に接着する素材が、西洋画がアクリルや油なのに対して、日本画は主に膠(にかわ)を用いる。この日本画絵具を扱う絵具商は最盛期には20軒ほどあったが、江戸時代から続いているのはたった1軒になってしまった。その十代266年続く上羽絵惣では今でも1200の和の色を職人が丁寧に手作りで作り続けている。

絵具専門店がマニキュアを作ったら・・・

※約40色ある商品にはそれぞれに風雅な名前が付けられている ©上羽絵惣

※この白い粉が「胡粉」 ©上羽絵惣

「和の色」は日本人にとって和みの色。それをもっと身近に感じてもらえるようにと2010年に開発したのが、絵具専門店のマニキュア「胡粉ネイル」だ。胡粉とはホタテ貝殻から作った白い粉で、日本画をはじめ日本人形、能面、神社仏閣の壁面や天井画に用いられる天然素材のこと。ちなみに胡粉の「胡」とは「中国の西の方にある国、つまり遠い外国」のことで、「胡」からやって来た粉だから「胡粉」ということになる。同じく胡麻(ごま)や胡瓜(きゅうり)なども胡から伝わったので同じ漢字が使われているとされている。胡粉ネイルには、この胡粉のエキスである貝殻の真珠層が配合されているので、従来のマニキュアよりも色がはっきりと前に出るという。商品名も、水桃(みずもも)、京紅(きょうくれない)、薄花桜(うすはなざくら)など、和を強く印象づけるとともにそれぞれの色の特長を絵具専門店らしさで表している。

爪はキャンバス、誰もがアーチスト

※一番人気の商品番号63「金雲母撫子(きららなでしこ)」。商品は各10mL入り1300~1500円 ©上羽絵惣

※その日の気分や服に合わせて指先の和色を着替える ©上羽絵惣

胡粉ネイルの最大の特長はアセトンなどの有機溶剤を使っていない水溶性ネイルなので、爪にかかる負担が少ないだけでなく、塗る時も落とす時も刺激臭がほとんど無いこと。だから今まで有機溶剤が苦手でネイルを諦めていた人も臭いを気にすることなく楽しむことができる。つまり誰もが自分の爪というキャンバスに和みの色で自由に描くアーチストのように喜びを感じることができるのだ。さらに、従来のマニキュアの半分以下の時間で乾くので、アフターファイブだけネイルをしたい、子育ての合間にちょっとネイルを楽しみたい、といった時間のない女性の嬉しい味方といえる。

ネイルは心の栄養、生きる喜びに

※歴史が感じられる京都本店。京都らしく間口が狭く奥行きが長いウナギの寝床 ©上羽絵惣

ネイルは思わぬところでも役立っている。病気で入院中の方は当然、治療が最優先で自分を装うことは二の次となってしまうが、そんな方がネイルをすると必ずと言って良いほど笑顔になるという。特に薬の副作用で爪が弱っている方には有機溶剤を使わない水溶性の胡粉ネイルが合うようで、ある意味心の栄養になっているといえる。
宝暦元年(1751年)の創業時には思いもよらなかった「胡粉ネイル」だが、今新しい形で和の色は日本人の爪に未来を華やかに描き始めている。

取材協力 日本画材卸 上羽絵惣株式会社
〒600-8401 京都府京都市下京区東洞院高辻下ル燈籠町579
電話 0120-399-520 / 075-351-0693

https://www.gofun-nail.com

取材・文/梅川謙次

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2019/07/20 03:51:56

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