豆香洞コーヒー
一人でも多くの人に美味しいコーヒーを”体験”してほしい(福岡 大野城市 豆香洞コーヒー)
広告 本記事は広告主(豆香洞コーヒー)の広告記事です。
- 福岡県
-
- その他 |
- 2019.09.19|
豆香洞コーヒー
- 電話番号
- 092-502-5033 ※事前に予約可能か確認するとスムーズです。
- 所在地
- 福岡県 大野城市 白木原3丁目3−1 [ MAP ]
- 最寄り駅
- 西鉄天神大牟田線 白木原駅下車 徒歩2分
- 営業時間
- 11:00~19:30
- 定休日
- 水曜日、第2・第4木曜日
- 座席数
- 13席
- 平均予算
- 1,000円
- 求人情報
- -
※本記事は広告主(豆香洞コーヒー)の広告記事です。記事内容にはライターの感想が含まれます。
※記事中の価格は取材当時の価格です。
『豆香洞コーヒー』は、焙煎世界チャンピオンのお店として名の知れた自家焙煎のコーヒーショップです。
コーヒー初心者はもちろんのこと、こだわり派の方も新たな発見ができる場所。
豆香洞さんの魅力についてご紹介していきます。
『豆香洞コーヒー』という枠組みの中で、味や香りの変化を楽しみたい
淹れる人が違ったり、同じ人が同じように淹れても日によって味が少し変わったり。
その一杯をどう感じるかは、ときに飲む人の感情に左右されることもあります。
「味がブレてる」とネガティブに捉えるのではなく、その変化も丸ごと楽しんだ方がコーヒーライフは面白くなる。
豆香洞さんでは豆や一杯のカップを「商品」ではなくコーヒーの「体験」と定義しています。
新鮮だからこそ感じることができる世界各国の味
カウンター後ろに並ぶ約20種類のコーヒー豆の瓶は壮観。
遠い国からやってきた豆たちがズラッと並ぶ光景、なんだかワクワクしますね!
コーヒー豆は焙煎後に日が経ちすぎると、味や香りが落ちてしまう”生鮮食品”。
こちらでは、焙煎後10日以内の豆のみを使用しています。
あなたは「美味しいコーヒー」に出会ったことがありますか?
ただ「モノを売る」感じとは少し違う。
豆香洞さんの接客スタイルには、実は本人も分かっていないその人の好みを一緒に紐解くような丁寧さがあります。
人それぞれに苦味や酸味の感じ方が違うからこそ、きちんとしたコミュニケーションでお客さんにとっての「美味しい」を探します。
「マッチングの成功なくして美味しいコーヒーは生まれない!」という飲む人に寄り添った考え方です。
オーダーの始まりは丁寧なコミュニケーションから
まずは、どんなコーヒーが飲みたいかを決めましょう。
あまり詳しくなくても「フルーティな香りを味わってみたい」とか「酸味が少し苦手」とか、思いつく限りをぶつけてみるのもいいかもしれません。
基本的には豆の種類に関わらず、飲み方で値段が決まるシステムです。
スタッフの方とお話すれば、待ち時間も楽しいひとときに
カップが手元に届くまでコーヒーに関する質問をしたり、ただ日常会話を交わした。
待ち時間も楽しめるのがカフェ利用の醍醐味のひとつ。
この時はコーヒーカップについて話を聞かせてもらいました。
「当店では、ノリタケ、ウェッジウッド、リチャードジノリ、波佐見焼の白山陶器の4種を使用しています」
「コーヒーはカップに注ぐと味わいに関係なくどれも同じ黒い液体。だから、味の強さやキャラクターでカテゴライズしてカップを使い分けてあります」
そうすることで、自分はこのカップで出てくるコーヒーが好みだと気づく常連さんも多いのです。
この膨らみこそ、豆の新鮮さ×プロの抽出が魅せる合わせ技!
細くゆっくりと注がれるお湯にふわっとクリーミィに膨らむコーヒー。
家ではなかなかこうはならないです。
と、いっても、コーヒー専門店だからといって特別なものは使っていない様子。
「『水や道具が特別だから、豆を買って帰ってもお店のようには淹れられない』とならないように、当店ではお湯は浄水、ミルクはスーパーでも手に入る種類、ドリッパーは一般的な形のものなど、ご自宅で準備できるものを使用しています」
そう教えてくれたのは今回抽出を担当してくれたスタッフの宮永さん。
ちなみに、お店のお湯は82〜84度とやや低め。
コーヒーの抽出に決まりはないけれど、お店の環境下ではこれがベストなんです。
淹れてももらったのは『豆香洞ブレンド(ホット)420円(税込)』
「毎日飲んでも飽きがこない」をテーマに、特徴的な味や香りなどをあえて排除して作った中深煎りのブレンドコーヒーです。
「本当は、99回は何の気なしに飲んでいて、100回に1回くらいこの味が好きなんだよなって思うくらいにしたい。だけど、そうすると99回目でお客さんが離れちゃうかもしれないので、10回に2回は美味しいと気づくくらいに仕上げています」。なんというこだわり様。そしてその技術の確かさに恐れ入るばかりです。
「さて、このコーヒーの良い所やちょっと上質な所を探してみてください」
なんだか面白いお題をいただきました。
よし、見つけよう! まず衝撃だったのが、このカップにはまったく「違和感」を感じなかったこと。
今までは「コーヒーって好きだけど、何か後味が気になるな」と思うことも。
この一杯を飲んでその「違和感≠雑味」だったことに気づきました。
雑味がないだけでこんなに魅力が増すなんて…! 十数年飲んできた飲み物の新たな発見、結構な衝撃です。
大切な人にも上質なコーヒー体験を贈ってみませんか?
『豆香洞ブレンド』は、飲み疲れない・気軽に楽しめる・毎日に馴染む・お味噌汁みたいな存在などのフレーズが当てはまるちょっと不思議なコーヒーです。
本日頂いたコーヒーを例えると「フルーティな香りに始まり、ほろ苦さがチラリと出てきたと思ったら、なめらかな感覚とほんのちょっとの酸味を感じさせてスッと消えた感じ」です。
分かりにくいですかね?笑
人それぞれに感じ方が違いますから、映画を観終わった後みたいに誰かと一緒に体験して感想を言い合うと面白いかもしれません。
贈り物用なら赤いパッケージに入ったものがオススメ。 100g 570円(税込)で購入できます。
店舗限定!ミルクで割るだけで本格的なカフェオレを作れる名品
こちらは『デカフェ カフェオレベース 720ml 1,836円(税込)』
カフェインレス&無糖のカフェオレベースです。
なんと、ミルクの他にトニックウォーターや炭酸水で割る方もいます。
「え、コーヒーに炭酸…?!」と驚いちゃいましたが 実はこれ、エスプレッソの定番の飲み方なんですって。知らなかったー! 高級感ある箱に入っているので贈り物にもぴったり。2本入りもあります。
生豆の状態と焙煎後の2回に分けて行なうハンドピック作業
「丁寧に2回ハンドピックできるのは、当店の強みのひとつです。一杯のカップになるまでできる限りを尽くします」と店長さん。豆をザァーっと広げては選別するの繰り返し。
目で追うものの、全然見つけられません。笑
除いた豆を分かりやすく手に乗せてもらいました。
色が薄いのが未成熟な豆なんですが、なんとこれ、コーヒー豆らしからぬピーナッツの香りが…!
他にも凹凸のあるカラが組み合わさった、通称”貝殻”と呼ばれる奇形の豆も除外対象になります。
「基本的には味に影響があるものを取っていきます。未成熟な豆がカップに1、2粒入るだけで違和感が出ます」
「お店で出すコーヒーも味見の段階で気づいたらもちろん1からカップを取り直します」
そう話す間もササッと軽快にハンドピックは進みます。
「美味しいコーヒー体験を増やしていく。それが自分たちコーヒー屋の務めです」
最後にお話を伺ったのは、豆香洞コーヒー・オーナーの後藤さん。
焙煎技術を競う世界大会での優勝経験もある”焙煎のスペシャリスト”です。
後藤さんは本当にコーヒーという飲み物が大好きで、業界の未来を見据えて日々コーヒーと向き合っています。
後藤さんがカウンターにいたらコーヒー10杯は飲んじゃいそうなくらい、ユーモアを交えてコーヒーの世界を教えてくれます。
コーヒー屋の宿命?
朝9時頃から0時過ぎまでずっとこの焙煎室でカッピングや味づくりをしているという後藤さん。
しかし、どんなに良いコーヒーができても、すべてのお客さんに喜んでもらうことはほぼ不可能だと言います。
「コーヒーは嗜好品なので、飲んだ人の口に合わなければそれは”美味しくない”ということになります。人それぞれに好みがありますから、20種類のコーヒーがあれば口に合うのはほんの2.3種のみ。大半が”美味しくない”んです。だからこそ、最終段階の販売におけるお客さんとのコミュニケーションが重要になります」
お客さんの好みを丁寧に聞いた上で、豆香洞にはないラインナップが好みだと思えば、それがある他店を紹介することもあります。
他のお店の商品も紹介できるくらいでなければ正確なマッチングはできない、というプロの姿勢が伺えます。
「自分の作品を世に問うというよりは、お客さんの要望に応えることに喜びを感じます」
ご自身で焙煎している豆の中で一番のお気に入りを尋ねてみると、
「自分の好みは…ないですね」と意外な返答が。
「ラインナップ上とりあえず置いていた豆も頑張ってそのコーヒーの良い所をアピールしていたら、ある時『こういうコーヒーを求めてた』っていうお客さんと結びついたんですね。それをずっと続けていたら、自分の好みだと思うコーヒーはなくなりました。全部好きというか。そもそも好き嫌いってなんだろう?みたいな。ふと気づいた時には人の好き嫌いもなくなっていましたね。笑」
なるほど、焙煎士として譲れないところを減らしていく努力の積み重ねが今の引き出しの多さに繋がっているんですね。
コーヒーを五感で味わい尽くせる非日常的な空間
最後に、カフェスペースのご紹介です。
テーブル席は4名掛けが2つ。豆だけ買いに来るのももちろんOK。
お店で存分にコーヒーを楽しんでほしい!! 時折聞こえてくる豆のザザァーという音をBGMに、目で見て、香って、味わって…。ちょっとリッチなカップで飲む緊張感も丸ごと体験してほしい。
抽出の流れを見たい方はカウンター席がオススメ◎
カウンターは6席。スタッフの方にコーヒーにまつわる話を聞きながら、自分のカップができるのを待つ時間もまた贅沢ですよ。
本当は「カフェ○○」みたいな横文字の名前にしたかった?
「漢字だと何かじじくさいじゃないですか」そう笑いながら店名について話す後藤さん。
豆香洞の「洞」の字には、”人が集まる”という意味があります。
そのことは後付けで師匠から教えてもらったもの。しかし、そのネーミングに忠実に、豆香洞コーヒーは「各々のコーヒー体験を求めて、人々が集まる場所」になっています。
温かい光とほっこりするディスプレイが目印です
どこか嬉しそうに豆を買いに訪れるお客さんたち。その光景は空が真っ暗になるまで続きました。白木原にオープンして約10年。
後藤さんのお話通り、ご近所さんの家のコーヒーをしっかりと任されているお店になっていますね。『豆香洞コーヒー』でのコーヒー体験、とってもオススメです。
取材日:2019.01.12
注:2021年4月1日からの消費税額を含んだ総額表示義務に伴い、取材当時の価格を基に、店内飲食価格で消費税分を含んで再表示しています。価格が取材当時より変更になっている場合もありますので、お店にご確認をお願いいたします。
※ 本記事は広告主(豆香洞コーヒー)の広告記事です。記事内容にはライターの感想が含まれます。
内容・価格は取材当時のものです。
レポハピ公式ライター
公式ライター担当記事数 13
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