ことばを食べるカフェ みずうみ モグモグと本を読みながら食べているのは、本物の漢字!

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配信日 2017-09-08
記事提供 株式会社レポハピ

※人気の漢字クッキー。ほのかな甘みの上品な味 ©みずうみ

文学や文章を味わうなどという表現は日頃から普通にする。しかし、ここ「ことばを食べるカフェ みずうみ」では実際にオーナーの寿谷(すだに)祐実さんが焼いた「漢字クッキー」を食べることができる。パソコンやスマホが広く普及したことによって、文字が目の前を記号となって速く流れていく現代。言葉は文化的な源流、だからこそ文字に触れて形や意味を考え、その面白さを知ることが大切という。そこで思いついたのが実際に食べられる「漢字クッキー」。クッキーなら風や音、光といった形の無いものも手に持って、ゆっくり見た後に味わうことができる。

文化の発信と出会い、交流の拠点

※複合文化施設 萌(ho)には直木三十五記念館の他、飲食店やシェアオフィスなども入る

「ことばを食べるカフェ みずうみ」があるは、直木賞に名を残す直木三十五を記念した文学記念館も入る築57年の建物を改装したもので、他に飲食店やシェアオフィスも入る複合文化施設「萌(ho)」。谷町は直木三十五が生まれ育った地だが、周囲にはこの建物と同じような昭和の雰囲気を残す建物も結構あり、何となく町全体に文学的な印象を受ける。

自由に使えるたまり場スペース

※冷蔵庫を利用した本棚には「食」関連の本が並ぶ

※左の本棚の本は古本として販売もしている

カフェと言ってもメニューなどは無く、出せるのはイベント毎に選んで焼いた「漢字クッキー」だけ。しかも午前11時のオープンから午後3時までは無人で、来た人は飲食物を自由に持ち込んで読書やお喋りで時間を過ごすことができる。3時以降はオーナーの寿谷さんがいて、話し相手になったり、占いなどもして対応してくれる。店名の「みずうみ」は「湖の水面に映る自分を見るように自分との対話するひと時をゆっくり過ごす場所」という想いから付けたもので、店内の壁は深い湖の底のような濃い青色で、入口にある鏡も青色にこだわっている。

イベントで広がる人の和と文化の輪

※店内では読書、対話をはじめ箱庭などを楽しむ人もいる

※見て風を感じ、食べて風が自分の体の中に融け込んでいく ©みずうみ

毎週末を中心として、読書会、古本市、星占い、戯曲講座などのイベントを実施している。イベントでの人と人との新たな出会いは、丁度本屋で棚を見ていると探している本とは別の本との“思わぬ出会い”があるのに似ていて、そこからまた新しいコラボ企画が生まれることもよくあるとのこと。漢字クッキーは、小麦粉、三温糖、米油、塩、卵、オリーブオイルと材料は至って普通だが、漢字の形になってじっくり見つめると何となく心に感じるものがあるから不思議だ。これが自分と対話をするということかと感心したりする。漢字クッキーは注文があればどんな字でも1文字200円(税込)で作ることが可能。今は全ての漢字が同じ味だが、たとえば「涙」なら少し塩を多めに、「華」ならハーブの香りをプラスするなどのバリエーションも考えたいと、みずうみの夢は波紋のように広がり続けているようだ。

取材協力 ことばを食べるカフェ みずうみ
〒542-0012 大阪府大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設 萌(ho)2階
電話 080-4391-4911
営業時間:11:00~21:00(11:00~15:00は無人)水曜定休

http://mizuumi-plan.com/

取材・文/梅川謙次

レポハピプレス編集部

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