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福崎町妖怪ベンチ ゆるキャラじゃない、絶対リアルな妖怪に出会えるぞ!
COLUMN

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レポハピプレス編集部

レポハピ編集部が世の中の気になること、お伝えしたいことをレポハピの公式ライター陣が思いのままにお届けします。

日本国中だいたいどこの町に行ってもキャラクターがいて、町おこしに日々活躍している。
もちろんお城で有名な姫路市の北15㎞程に位置する福崎(ふくさき)町にも町おこしに貢献しているキャラクターがいる。
しかし、その辺のゆるキャラとは一線を画す見た目に注目が集まっている。何とリアルな妖怪たちで、しかも街中のあちこちに何体も居るのだ。

#上の画像は、15分毎に池から現れる河童の河次郎(ガジロウ)たち。手にしているのは「尻子玉」

原点は柳田國男と河童だった

#スーパー「ひのストア」前の「鬼」、金棒持って自撮り中

福崎町が「妖怪の町」になった原点は、この町の出身である民俗学者・柳田國男にある。
「遠野物語」や「妖怪談義」などを著した彼の回顧録「故郷七十年」に「子供のころに、市川で泳いでいると(河童に)お尻を抜かれるという話がよくあった」と記している。
彼が幼少期に川遊びをした「駒ヶ岩」という大きな岩が市川にあり、その場所が河童発祥の地とされているという。ただ、そこで柳田國男が実際に河童を見たという記録はない。

妖怪ベンチからストーリーが

#パン屋「マリーポアラーヌ」前の「一反もめん」、小さな子は泣き出すかも

「妖怪造形コンテスト」を毎年開催し、最優秀作品賞を像にしているが応募者は海外からも含めて年々増加して、いい意味で期待を裏切るようなクオリティの高い作品が寄せられている。

制作した妖怪は最初は像だけを設置していたが、「妖怪と人が一緒に並んで座ったら、そこに新しいストーリーが生れるのでは?」という発想から、ユニークな「妖怪ベンチ」が誕生した。ベンチがあることで妖怪と一緒の写真が撮りやすく、インスタ映えも好評のようだ。

#精肉店「グルメミートにしおか」前の「猫また」、店にとっての招き猫

福崎町の人口は2万人弱、そこにその20倍もの観光客が押し寄せるようになったのも、妖怪たちが増え始めた時期に一致する。

駅前の河童のベンチから順に妖怪ベンチを回って「妖怪の聖地」である辻川山公園まで、のんびり写真を撮りながら歩いて2時間ほどなので、家族連れにも程よいコースだ。どこの妖怪ベンチに行ってもカメラを持った老若男女に出会う。

妖怪グッズやコラボ商品も多彩

#ケーキ店「レ・ボ・プロバンス」前の「一つ目小僧」デザインは台湾の方が担当した

妖怪ベンチを設置した店舗では、それぞれの妖怪のイメージに合わせたコラボ商品を販売している店もある。この「レ・ボ・プロバンス」では、いちごソースの入ったレアチーズケーキ「ひとつめ小僧」、「ひのストア」では、「鬼まんじゅう」と「鬼赤飯」、「マリーポアラーヌ」では、もちむぎを使ったクローネ「一反もめんちゃん」を販売して好評だ。

また、辻川山公園にある「もちむぎのやかた」ではかっぱカレー、かっぱサイダーなど関連グッズが揃っている。とりわけプラモデルが人気で、第1弾の「河童のガジロウプラモデル」は発売5日で完売となり、第2弾の「天狗のプラモデル」は既に予約が多く来ているという。

#完成した妖怪ベンチの町庁舎前でのお披露目。左から天狗、雪女、海ぼうず、猫また、鬼、一反もめん、油すまし、一つ目小僧、これに駅前の河童を加えて全部で9基 © 福崎町役場地域振興課

単なる銅像や石像ではなくこのように色が付くと、ゆるキャラとは全く異なる迫力が出るから不思議だ。見た人が(多分)誰もいないのにリアルというのも変だが、やはり思わず「リアルッ!」と呟いてしまう。

福崎町の他に、四国の四万十町には「かっぱ館」があり、また「ゲゲゲの鬼太郎」の境港市も妖怪を観光の目玉にしているが、ここの妖怪とベンチを組み合わせるという発想のユニークさはひと味違うと言える。妖怪ベンチは今後も増やしていく予定。

静かな公園は今や「妖怪の聖地」

#河次郎(ガジロウ)ら3匹は池の中で元気だが、向こう岸にいる河太郎(ガタロウ)は皿が乾いて動けない

福崎駅前から妖怪ベンチを順番に見て回ると最後に辿り着くのが「辻川山公園」。
ここが「妖怪の聖地」と呼ばれるようになったのは、柳田國男の河童の話と濁った池から「池の水がキレイにならないなら、いっそのこと河童を飛び出させてはどうか」という発想からだ。池の河童たちが手にしているのが、人の尻という想像上の臓器「尻子玉」。
15分毎に数回水面に出てくるだけなのだが、15分待ってつい何回か見てしまう魅力がある。また、この池から少し上ったところには、こちらも15分毎に「空を飛ぶ天狗」が、「もちむぎどらやき」を食べながら独り言も呟きつつ飛ぶので、不思議と飽きない。

#天狗は「もちむぎどらやき」を食べながら空を飛ぶ

ここ辻川山公園は、もともと柳田國男の生家や記念館・資料館、さらには鈴ノ森神社や学問成就の道などがある静かな公園だった。しかし今では「妖怪の聖地」として多くの観光客が集まる有名スポットとなり、柳田國男もきっと喜んでいることだろう。いや一番喜んでいるのは、河童やベンチに座っている妖怪たちに違いない。

取材協力 福崎町役場 地域振興課
〒679-2280 兵庫県神崎郡福崎町南田原3116-1
電話0790-22-0560
ホームページ http://www.fukusakikankou.jp/(福崎町観光協会)



取材・文 / 梅川謙次

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2018/10/20 20:50:43

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